お気にのワンピ ~I amアイアンズ~
予言通りの復活。事態はまだ彼らの手の内にあった。
お久しぶりです。
最近めっきり無能と自称することがなくなったSAXIAです。
前回の記事から約一年半の時が経ったらしいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
…いやどんだけ更新してへんねん。
ー「遅い、とろい、鈍すぎる! 人面爆弾撃っちゃうぜ!」
何でまたブログ書く気になったのかといえば、ここ最近、何やらデッキ記事を書く人をTL上でよく見かけるので、
流れに乗じて僕も書いてみることにしました。
それでは以下、デッキ紹介&解説となります。
僕の魂のデッキ Iamアイアンズです
— SAXIA (@SAXIA403) 2018年8月29日
大会にもこれで臨むべく右端に異端カードをぶち込みました
その弊害で減ったプロメテウスがたまに響いてきたりして、3投と4投全然違うなぁと実感しました
対戦してくれた方、ありがとうございました! #腐れオフ夏の陣 pic.twitter.com/ZAcjG8Czqd
引用ツイートそのまんまですが、
僕の魂のデッキ、Iamアイアンズです。
構築初期から手を変え品を変え、現在の形に至るわけですが、そのあたりの話は某ブログよろしく創生編で語れたら、と思います。
世界のどこかで、巻き起こる熱きヤングの物語。でもその話はまたいつか。お楽しみは取っときな。
そんなわけで採用カードの紹介とその採用枚数、およびその理由について書いていこうと思います。前置きながくてゆるして
- 電脳鎧冑アナリス ×3
- フェアリーライフ ×2
- オブラディ・ホーネット / Let it Bee ×2
- 異端流しオニカマス ×2
- 奇石ミクセル / ジャミング・チャフ ×2
- 飛散する斧 プロメテウス ×3
- ドンドン吸い込むナウ ×3
- 剛撃古龍テラネスク ×3
- 緊急再誕 ×4
- サイバー・A・アイアンズ ×3
- I am ×2
- 怒流牙 サイゾウミスト ×3
- Dの楽園 サイケデリック・ガーデン ×2
- 超次元ブルーホワイト・ホール ×1
- 超次元ホワイトグリーン・ホール ×1
- 深海の伝道師 アトランティス ×1
- 「理想」の極 シャングリラ・エデン ×1
- スペリオル・シルキード ×1
- ドキンダム・アポカリプス ×1
以下超次元
以上が現在の構築になっております。
それぞれのカードの解説に入る前に、まずはこのデッキのいわゆるコンセプト
をお伝えしようかと思います。
コンセプト、つまりデッキの核となる考えですね。これがないとデッキを弄ることも、回すこともできないと思うので。
話は単純明快です。
マナをためて
さらにためて
デカブツブッパする。
ね?簡単でしょ?
だいぶ雑に済ませましたが基本の勝ち筋はコレです。つまり、端的に言ってしまえばトリーヴァカラーのビッグマナ、となります。
マナだけ増やしてもプレイするカードがなければ意味がないし、手札ばかり増えても使えなければやっぱり意味がない。そもそも、使う前に負けていては何の意味もない。
故のトリーヴァカラーです。
マナをため、手札を揃え、盾で防ぎ、フィニッシャーを着地させる。
それがこのデッキの基本戦術です。
強者達が手を取り合い、互いの弱点を補い合う。
それでは各カードの解説へとまいりましょう。
- アナリス、ライフ、オニカマス、ミクセル
言うまでもなく初動です。初動札は最低でも8枠は欲しいと考えているのでこの枚数になっています。
ブースト枠は後述のLet it Beeもあるので少し減らし、代わりに踏み倒しメタ枠を増やした形です。
アナリスは色の確保もありますが、後述の緊急再誕やIam,そしてアイアンズのことを考えると多めに積んでおきたかったため3枚。
相手のデッキにもよりますが、とりあえずブーストできるならブーストしておいて問題ないかなとは思います。
- Let it Bee、ドン吸い
繋ぎのカードです。特にドン吸いに関してはこのデッキの生命線であるサイゾウミストとのシナジーが物凄いため3枚投入。
オブラディホーネットは基本呪文側で使うのですが、たまに相手の小型クリーチャーが
めんどくさかったりするので、そういう時に役立ちます。
何でパワー5000もあるんだ
- プロメテウス、テラネスク
初動、繋ぎからさらにマナ加速するための札です。どちらもゲーム中1回は絶対にプレイしたい札であるため3枚になっています。
本当はプロメテウスに関して言えば4枚フル投入したいのですが、後ほど書くのですが緊急再誕とサイゾウミストのことを考えると3でも問題ないかな、と現状感じているので今のところは3枚です。
- 緊急再誕、アイアンズ、サイゾウミスト
このデッキの生命線にして強みです。
緊急再誕、このカードはプレイするために要求してくるコストがそこそこ重いため、ほいほいと使いやすいカードではありません。
何もないところから使おうとすれば、単純計算で
このカード+生贄クリーチャー+踏み倒したいクリーチャー
の実に3枚の手札を消費することになります。
しかし、逆に考えると、コストさえ用意できれば強いことに違いないのです。たとえどんなクリーチャーでも、マナと手札さえあれば光含む3マナで踏み倒せるわけですから。
マナに関してはもう大丈夫ですね。上記のカード群によって、9マナくらいまでなら簡単に伸びてくれそうです。
ん?
9マナくらいで…?
マナの縛りや召喚縛りもなくて…?
フィニッシャーにもなれて…?
手札をめっちゃ増やすことのできるクリーチャー…?
そんな都合のいいクリーチャーいるわけ…
ああぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!
そう、そうです、まさに巡りあわせ、天の思し召し、運命とも呼ぶべきこの、えっと、なんだ、とにかく、
マナをためてアイアンズを出す、まずこれがこのデッキのスタートであると思ってください。
元々アイアンズとIam出したいってだけのデッキだったからね
というわけで、ゲーム中絶対に1度はプレイしたいので採用枚数は3です。
そしてもう一つ緊急再誕には強みがあるのですが、何とこの呪文、シールドトリガーです。本当になんで?
つまりどういうことかというと、条件さえ満たしてしまえばどんなクリーチャーであってもシールドトリガーとして場に出てくる、というわけです。
この強みに関しては後々出てくるカードの解説で触れていくことになるかと思います。
そんな攻めでも守りでも引っ張りだこなこのカード、間違いなく4枚採用です。
さて、サイゾウミストの採用理由に関してですが、正直にいうと「採用しない理由が思いつかなかった」からです。
基盤となるトリーヴァそのもののカラーに加え、条件を達成していれば手札にあることで相手からのダイレクトアタックを防ぐことができる。これだけでも十分な強みです。
が、このデッキ、緊急再誕やドン吸いなど、呪文のトリガーが多いのです。
これらがもし使用済みの札であり、墓地で燻っていたとすると、サイゾウミストの効果によって山に返ります。
となると再使用が可能になるわけです。お得!
そして、墓地のカードは山へと還るわけですが、この時、およそ余分なカードは上記の
マナブースト札やアイアンズによるドローで無くなっているハズなのです。ダイエット!
疑似的なデッキ圧縮というやつですね。これにより、長期戦になった場合にトップデックによる解決が起こりやすくなります。
というよりこの都合上このデッキが長期戦を見据えたものになっているって感じですかね
- Iam
さて、マナも増えた、手札もばっちり、相手の攻撃もきっと何とかなりそう。
でもこのままでは少し攻め手に欠けます。
長期戦もありえるこのデッキ。切り札としては、1発で大きく戦況が動き、かつプレイしたターン内に事を成せる。そんな電撃的カードが好ましいです。
そんな都合のいいカードあるわけ…
ああぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!
そう、そうです、まさに(以下略)
このデッキの初動も務めているアナリスの登場は、まさにこのデッキにとって救世主たりえました。
緊急再誕と組み合わせることでどんなクリーチャーも5マナで踏み倒せる札になるのもそうですが、一番は彼の進化元になれる小型であるということです。
彼はNEOクリーチャー。非進化として出すことも可能ですが、
進化クリーチャーとして出せばパワーは一気に25000にまで上昇し、シールドブレイク能力もワールドブレイカーへと進化します。
力こそパワー。全てを解決してくれるのはいつだって絶対的なパワー。
決めたいときにマナなりなんなりから引っ張ってこれればいいので、採用枚数は2。
力こそ、世界を律する唯一の法則。
- ブルホワ、ホワグリ、ガーデン、アトランティス
このデッキの防御力を底上げしてくれるカードたちであり、時にエンドカードにもなりえる、攻防一体の器用なカード群です。
ブルホワから水のクリーチャーを出せば、そのターン自軍は全てアンブロッカブルですから、Iamの電撃奇襲ともうまくかみ合います。
ガーデンは出せたら威圧感すごいことになります。そもそもD2フィールドは相手のD2フィールドへの最大のメタなので、貼り返せればそれだけで十分な仕事をしたといえます。
特にガーデンはスイッチ効果を貼ったそのターンに使えるので便利です。
増やす盾の参照先が手札であるというのも相性抜群ですね。
ハンデスなどの妨害相手にスイッチであえて避難させるなんてこともあったりなかったり
アトランティスはサイゾウミストとの相性が最高にいいです。
なんせ、相手のクリーチャーが一体のみになりますから、サイゾウミストのニンジャストライクでほぼ絶対に攻撃を耐えられるというわけです。
手札に来たら、是非とも盾に仕込んでおきたい一枚です。
- エデン、シルキード、アッポ
さて、以降はビマナ特有の、好みの枠になります。人それぞれに特色が出るというあれですね。なので簡単に触れていきましょう。
シャングリラエデン:盤面に触れられる数少ない単純除去札兼攻防一体のロック札兼カード回収札。
Iamのワールドを通した後の後詰めが彼の基本的な役回りです。
Iamが着地する前に相手の盤面が面倒なことになってきた場合はその限りではありませんが。
カード回収はそのまんまの意味です。エターナルΩのお陰で、盤面、墓地、マナから任意のカードを疑似的に回収できます。これにより、エデンを突破されたとしても次に繋げられるというわけですね。
スペリオル・シルキード:インチキ。
まず、着地するだけで11500以下のクリーチャーを問答無用でマナ送りにします。
そして、場を離れた時、マナからコスト10以下の進化ではないクリーチャーを何でも一体場に踏み倒すことができます。オリカか?
緊急再誕のシールドトリガーによるカウンター札として叩きつけたい一枚ですね。
元々盤面にいた場合でも、トリガー緊急再誕やドン吸いで場を離れることで、さらに展開、ないしカウンターを叩き込めたりします。
ドキンダム・アポカリプス:最強のカウンター札。
選ばれなかろうが除去耐性があろうが何だろうが、封印の名のもと、あらゆるクリーチャーを等しく無力化します。
緊急再誕、もしくはシルキードの離れた時効果でしか顕現できませんが、それを差し引いても破格のリセット能力であると思います。
なんせ誰もいなくなるわけですからね。
封印されてる間は相手の除去も届きませんから、頃合いを見計らって封印を外してやればとどめの打点につながります。
「でも赤黒のコマンドもカード除去もなくない?どうやってコイツの封印はずすの??」
そうお思いの方もいらっしゃることでしょう。僕も最初、それを思いました。
デッキの枠を圧迫せず、
最低限仕事ができ、
かつ赤黒のコマンド。
いやそんな都合のいいカードなんてそうそうあるわけ…
ああぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!
さて、いかがでしたでしょうか。
長々と垂れ流しにはなってしまいましたが、こういうデッキもあるんだよ、というのがボンヤリとでも伝わればこれ幸いです。
僕はこのデッキを組んでからそこそこ経つのですが、やはり好きなカードがちゃんと活躍してゲームに勝つというのは、最上の喜びなのではないか、と思います。
実際僕は勝てるとめっちゃうれしいし何より気持ちがいいです。
このデッキ記事が、ここまで読んでくださったあなたのデッキ構築の一助になることを願っております。
次回があれば、創生編でお会いすることになるかと思います。
それではまた。
「少しの間、死ぬことにします。また後でお会いしましょう。」――英霊貴族ムーンライト