デュエマが15周年なのでまた振り返ってみました
デュエル・マスターズ15周年おめでとうございます!!
―とにかくめでたい!オレはメデタイン!大吉だったら、ますますメデタイン!!
どうも、無能ことSAXIAです。
前回もたくさんのアクセスありがとうございます。
デュエル・マスターズがこの世に生まれて15年。
今年がその年だということは言伝に何となく分かってはいたのですが、
まさか今日がその節目であるとは。
いやはや、実にめでたいことです。
がきんちょの頃から長くしばいてきたこの身としては何たる吉報。
是非これからも永らく続いていっていただければと心から願っております。
…え?15年続いたのかよ。しかもその節目に新シリーズ?やべーな。
デュエマの未来はきっと明るい。
ー幸福は明日に咲き乱れる。
さて、3回目にして既に何を書けばいいか分からない状態に陥っているので、ここはやはり15周年を迎えたデュエルマスターズの力を借りていきたいとおもいます。
皆さんはいつ頃からこのカードゲームに触れてこられたのでしょうか?
僕は小学生低学年の頃、当時行きつけだった公園の常連だった名前も知らぬ兄貴
に唆され、親にねだって買ってもらった
勝舞神龍デッキ
が僕のデュエマの原点です。
簡素なつくりをしたデッキケースから出てくるカード40枚。
そのどれもが僕の中では新鮮で、心の底からワクワクしていたのを今でも覚えています。
特にイラスト。
小さな枠に収まりきらない無限の夢と希望を、
これでもかといわんばかりに瞬間的に魅せつけられました。
惚れたね。
得た物の価値は、手にした者にしかわからない。
家の中で開封した僕はそのあまりの衝撃に、いてもたってもいられず
すぐさま行きつけの公園へと足を運んでいました。
―音すらぶっちぎり。
そして、公園に着くや否や、某兄貴に教わりながら人生初のデュエマをプレイ。
以降十数年、このカードゲームをプレイし続けるとも知らずに。
―自分の選んだ道、それが新たなる時代となる!
ちなみに初デュエマの結果は、カードの効果やゲームそのものをほぼ全く理解していなかったということもあって惨敗。
接待なんてなかったんや。
—「己の弱さが敗北させるのだよ!」
…ブラックボックスパック再録版がマジ自虐FTになってたのすき
当時行きつけだったその公園では、同学年の友達があまりおらず、そもそも僕自身がそこまでアクティブな子ではなかったため、それ以降デュエマの対戦があまりできませんでした。
デュエマが周りであまり流行ってなかったからかもしれません。
仕方なく、家で一人乏しいカード資産をいじくりまわす日々が続きました。
―もっともっと戦いたい!
このままではブログ一回目で書いた高校時代同様、自然消滅は必至。
しかし、僕のデュエマ人生における転機は正にその時訪れます。
転校です。
転勤族だった僕はその一大ビッグイベントがそろそろ訪れるであろうと覚悟してはいましたが、やはり仲の良かった友達と離れ離れになってしまうというのは、小学生には何とも耐え難いもの。
その知らせを親から聞かされた時、僕は
涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしながら家の中を転がり倒していました。
親からは「今生の別れでもないんだし、それにもう次は転校しないから」とか何とか言われて諭されていた気がしますが、
多分もう会わなくなるんだろな~~と子供ながらに思ってしまいましたね。
かなしいなぁ。
―「この世の果てで、また会いましょう。だから、今は笑って」
そして転校した僕は、慣れない土地で不安になりながら様子を伺ってみると、
なんと転校先の学校ではデュエマ大流行ではありませんか。
ホビー漫画は現実だったんだ!!
クラスメート「デュエマやってる?」
ぼく 「うん」
―デュエマ、スタート!!
何て単純明快な導入なんだぁ…
転校は確かに辛く悲しかった。多くの友達を失った。
けれど得られる物もある。
僕は転校から、それっぽいことを学べたような気がします。
—限られた場所で満足するな。世界にはまだまだ友という名の敵が待つ!
ちなみに某腐れ縁達と出会うのはそれから数年後、中学生になってからの話ですが、
その話は機会があればまたその時に話そうかなと思います。
というわけで無事デュエマを続けることになったSAXIA少年ですが、
当時は若く、戦法やらシナジーやらなんかを考えることなんて当然できようはずもなく。
毎日のようにデッキを組んでは戦い、組んでは戦いを繰り返していました。
幼き頃の経験が、過酷な世界を生きる術となる。
戯れでよく分からないカード入れたくなるのはこの時から
デッキを組んでいるときは、さながら遠足前の準備のようで、対戦するのが待ち遠しくて仕方がありませんでしたね。
小学生の自分にとってカードは決して安い趣味ではなく(今もそう)、カードもそうそう買えませんでした。
貴重なお小遣いで買ったパックからカッコイイカードやレアカードが出ればそれはもうはしゃぎましたし、
「よっしゃ!デッキ作るぜ!!」
と躍起になったりもしました。
—さあ来い!ドギラゴン!!ドカンと行くぜ!!ドロドロドロドロー!
組んだデッキで実際にそのカードが活躍して勝てた時はもちろんですが、
中でも
負けそう!ってなった時にここぞというタイミングで活躍してくれて、
それが勝ちに繋がったりすると、
それはもう
脳汁ドバドバフェスティバル開催ですね!!
これは今も昔も変わりません!!
―困ったときにやってくる。僕らのヒーロー突然参上!
思えば、巡り巡ってその時の気持ちが色濃く受け継がれて、
僕は「デュエマのデッキを組むのが楽しい!!考えるのが楽しい!!」って具合に出来上ったんだと思います。
デッキを組んで対戦してのくだりは正に前回話した通りですね。
これからもクソみたいなデッキ組んだりするんやろな。
―行進の果てにあるものは、奈落か栄光か。
長くなりましたが、最後に。
友達と対戦することの楽しさ。
デッキを組むことの難しさ。
そしてなにより友達の大切さ。
デュエマからは多くのことを学ばせていただきました。
本当にありがとうございます。
―勝者には喝采を!敗者には賛辞を!そして全ての者に祝福を!